!! 実行してみよう それではこの円運動プログラムを実行してみましょう。まずはコンパイルです。復習もかねて、いちから説明します。 まずはコマンドプロンプトを起動しましょう。コマンドプロンプトの起動のしかたは16ページを参照してください。起動できましたか? 起動できたら、ソースファイルの置かれているフォルダに移動しましょう。移動するためのコマンドは cd コマンドです。たとえばソースの置いてあるフォルダが c:\program だとしましょう。このフォルダに移動するにはコマンドプロンプトに cd c:\jprogram と打ち込んでリターンキーを押してやります。すると c:\program へ移動します。移動したら、 dir と打ち込んでリターンキーを押してください。フォルダに含まれるファイルの一覧が出力されるはずです。 {{pre C:\Documents and Settings\koizumi>cd c:\jprogram C:\jprogram>dir ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は 1CA1-3DE9 です C:\jprogram のディレクトリ 2006/04/29 23:23 . 2006/04/29 23:23 .. 2006/04/29 22:11 2,445 CircularMovement01.java 1 個のファイル 2,445 バイト 2 個のディレクトリ 11,661,148 バイトの空き領域 C:\jprogram> }} では CircularMovement01.java をコンパイルしましょう。コンパイラは javac でしたね!次のように打ち込んでください。 javac CircularMovement01.java どうですか?エラーメッセージが出てくる場合はプログラムソースの写し間違えなどをしている可能性があります。無事コンパイルできた場合は dir でファイル一覧をみると CircularMovement01.class というファイルができているはずです。できていましたか? さて、コンパイルに成功したら実際にアプレットを見てみましょう! アプレットを見るには HTML ファイルが必要だと書きました。しかし、ソースファイル中に次のような記述を埋め込んでおくことで、HTMLファイルを作らないでもアプレットを見ることができます。 CircularMovement01.java では6行目にコメントとして埋め込んであります。これを埋め込んでおけば、次のようにしてappletviewer というプログラムを用いてアプレットを起動することができます。 appletviewer CircularMovement01.java どうしてこれで良いのかというと、実はappletviewer はファイル中の というタグを探して読み込んでいるだけなのです。だから、わざわざHTMLファイルを用意しなくても、appletviewer でアプレットを起動することができるわけです。ブラウザ上でアプレットを見たい場合にはHTMLファイルが必要となりますけれども。 さて、上述のコマンドを打ち込んでみましたか?タイプミスがなければ図18のようなウィンドウが出てくるでしょう。 {{ref_image fig018.png}} ウィンドウの中を赤い玉が動いていますね!