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インタラクティブなアプレット

  インタラクティブなアプレットとは


前章で製作したアプレットは、あらかじめ決められた動きを見せるだけの、いわばテレビ番組のような一方通行のものでした。そのようなものならば、アニメーションGIFやムービーとして用意するほうが簡単かもしれません。私たちがJavaを使って物理を見せる理由は、これから学ぶインタラクティブ(双方向性)な操作が可能であるところにあります。

インタラクティブなアプレットでは、ユーザーがパラメータを指定することが可能です。例えば先ほど作成した円運動アプレットでは半径と周期をユーザーが指定することができるようになり、その結果をリアルタイムに円運動に反映されるといったことが可能になります。

まずはインタラクティブなアプレットの基礎となるコンポーネント、およびそれらコンポーネントから値を受け取る方法について学びます。また、マウスでクリックした、ボタンが押されたといったイベントの扱い方についても学びます。そして次章で、これらを応用して物理アプレットを作成します。


最終更新時間:2011年01月08日 17時25分57秒