さて、ここまでいくつかのコンポーネントを見てきました。
これらのコンポーネントには共通することがあります。それは、これらは全て Component クラスを継承しているということです。Componentクラスを継承しているということはComponentクラスで定義されているメソッドを引き継いでいるということです。したがって、上記のコンポーネントでは Component が持つ表12にあげたメソッドなども使用することができます。
戻り値 | メソッド名 | 説明 |
---|---|---|
int | getHeight() | コンポーネントの高さを得ます。 |
int | getWidth() | コンポーネントの幅を得ます。 |
void | repaint() | コンポーネントを再描画します。 |
void | setBackground( Color) | コンポーネントの背景色を設定します。 |
void | setEnabled( boolean) | コンポーネントの使用可能/不可能を設定します。 |
void | setForeground( Color) | コンポーネントの前景色を設定します。 |
表 12: Component クラスのメソッド
表12に挙げたのはComponentクラスが持つメソッドのほんの一部です。Componentクラスはこの他にも多数のメソッドを持っています。詳しくはJava APIドキュメントを参照してください。Java API ドキュメントの見方については付録189ページの「Java API Document を活用する」を参考にしてください。
最終更新時間:2011年01月08日 18時23分08秒