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ソース・コードの作り方

第一章 Java プログラミングの基礎


  1-2. Javaプログラム


ソース・コードの作り方


まず最初に、ソース・コードの作り方について説明します。

ソース・コードはテキスト形式と呼ばれるファイル形式で作る必要があります。テキスト形式のファイルを作るにはエディタと呼ばれるプログラムを使います。エディタで有名なものをあげると、「メモ帳」、「秀丸エディタ」などです。メモ帳はウィンドウズに最初から付属してくるアクセサリプログラムですが、ソース・コードを書くには少し不便です。秀丸エディタは高機能でとても扱いやすいのですが、有償です。そこで、ここでは無料で使うことのできるエディタ「TeraPad」を例に解説します。TeraPadの入手、インストールについては付録「TeraPadのインストール」(194ページ)をご覧ください。

まずはエディタプログラムを立ち上げます。プログラムが立ち上がると、入力画面がでてくるので、ここにソース・コードを記述することになります。例として、さきほども出てきた、画面に “Hello, World!!" と表示させるプログラムを作ってみることにしましょう。ソース・コードは次のようになります。

1|public class Hello{
2|    public static void main( String args[]){
3|        System.out.println("Hello, World!!");
4|    }
5|}

いま出てきている画面に、まったく同じように打ち込んでください。ただし、行頭の「1.」や「2.」といった数字とピリオドは説明をしやすくするためにつけている行番号ですので、これは入力しないでください。以降に示すソース・コードでも同様ですので注意してください。

どうですか?できましたでしょうか。念のためスクリーンショットを載せておきますので確認してみてください。(図8)

図8 TeraPad でソース・ファイルを記述する

ソースファイルを書けたら「保存」をします。メニューの「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択するか、図8中の赤丸で囲ったアイコンをクリックしてください。ファイルを保存するための画面が出てきます。(図9)

図9 ソース・ファイルを保存する

任意のディレクトリに、「Hello.java」というファイル名で保存してください。違うファイル名で保存すると、コンパイル時にエラーが出てしまうので注意してください。


最終更新時間:2009年04月25日 15時01分01秒