テキストフィールドはユーザから数値や文字列などを受け取るときに用います。物理アプレットを作るときにはユーザからパラメータを受け取る機会が多いので、テキストフィールドは良く使うでしょう。以下に設置の例を示します。
Sample23.java
01|/* <applet code="Sample23.class" width="120" height="100"></applet> */ 02|import java.applet.Applet; 03|import java.awt.*; 04| 05|public class Sample23 extends Applet{ 06| // テキストフィールドクラスの変数を宣言 07| TextField textfield; 08| 09| public void init(){ 10| // テキストフィールドクラスのインスタンスを作成 11| textfield = new TextField(); 12| 13| // 表示するテキストを設定する 14| textfield.setText("HELLO,WORLD!!"); 15| 16| // アプレットにボタンを追加 17| this.add( textfield); 18| } 19|}
実行結果は図26のようになります。
図 26: Sample23の実行結果
テキストフィールドクラスでよく使われるメソッドを以下にあげておきます。
戻り値 | メソッド名 | 解説 |
---|---|---|
String | getText() | テキストフィールドに設定されているテキストを得ます。 |
void | setEditable( boolean) | 編集可能かどうかを設定します。 |
void | setText( String) | デフォルトで表示するテキストを設定します。 |
表 10: TextField クラスの良く使われるメソッド
最終更新時間:2011年01月08日 17時51分25秒