ボタンはユーザのクリックにより何らかの動作を開始/停止させるのに使います。ボタンの設置方法について例を見てみましょう。
Sample22.java
01|/* <applet code="Sample22.class" width="120" height="100"></applet> */ 02|import java.applet.Applet; 03|import java.awt.*; 04| 05|public class Sample22 extends Applet{ 06| // ボタンクラスの変数を宣言 07| Button button; 08| 09| public void init(){ 10| // ボタンクラスのインスタンスを作成 11| button = new Button(); 12| 13| // ボタンのラベルを設定する 14| button.setLabel("CLICK ME!"); 15| 16| // アプレットにボタンを追加 17| this.add( button); 18| } 19|}
ラベルのときとほとんど一緒ですね。実行結果は図25のようになります。
図 25: Sample22 の実行結果
OSによって、見かけが違うと思います。図25はWindows2000で実行したときのものです。
Sample22で出てくるボタンをクリックしてみても、なんの反応もありません。それは私たちが「ボタンが押されたらこのように反応する」ということをプログラムにまだ書いていないからです。ユーザーのボタンクリックに反応して処理を行う方法については92ページからのイベントとリスナーで詳しく扱います。
最終更新時間:2011年01月08日 17時44分42秒