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2-2. 等速円運動

  2-2. 等速円運動


まずは先ほど示したテンプレートを使って、等速円運動の様子をシミュレーションするアプレットを作ってみることにします。


等速円運動は高校の物理で習いましたね。次式で表されます。

(2-1)

思い出しましたでしょうか?それでは、この等速円運動を例にとって、初めての動く物理アプレットを作って見ましょう。

使うパラメータ


式(2-1)を使ってシミュレーションするわけですが、まずはこの式で使われている文字について整理しておきましょう。

パラメータ 種類 意味
t 変数 時刻をあらわす
x 変数 質点の位置のx座標の値 (時刻の関数)
y 変数 質点の位置のy座標の値 (時刻の関数)
a 定数 円運動の半径
T 定数 円運動の周期

表7. 円運動を表現するのに必要なパラメータ

物理アプレットを作るとき、実際にプログラミングに入るまえに、パラメータを整理してそれらの関係を把握しておくことが大切です。


最終更新時間:2011年01月08日 16時15分12秒