!! 2-2. 等速円運動 まずは先ほど示したテンプレートを使って、等速円運動の様子をシミュレーションするアプレットを作ってみることにします。 {{ref_image fig016.png}} 等速円運動は高校の物理で習いましたね。次式で表されます。 {{ref_image 2-1.png}} (2-1) 思い出しましたでしょうか?それでは、この等速円運動を例にとって、初めての動く物理アプレットを作って見ましょう。 ! 使うパラメータ 式(2-1)を使ってシミュレーションするわけですが、まずはこの式で使われている文字について整理しておきましょう。 ,パラメータ,種類,意味 ,t,変数,時刻をあらわす ,x,変数,質点の位置のx座標の値 (時刻の関数) ,y,変数,質点の位置のy座標の値 (時刻の関数) ,a,定数,円運動の半径 ,T,定数,円運動の周期 '''表7.''' 円運動を表現するのに必要なパラメータ 物理アプレットを作るとき、実際にプログラミングに入るまえに、パラメータを整理してそれらの関係を把握しておくことが大切です。