continueはループの中でのみ使える文です。処理をループ本体の最後まで飛ばし、ループ処理を継続させます。
例を見たほうがわかりやすいでしょう。
Sample18.java
01|public class Sample18{ 02| public static void main( String[] args){ 03| int heads = 0; 04| 05| for( int i=0; i < 100; i++){ 06| if( Math.random() < 0.5) 07| continue; 08| heads += 1; 09| } 10| 11| System.out.println("HEADS : " + heads); 12| } 13|}
このプログラムはコインを100回投げて、表の出た回数を数えるものです。0から1の間の乱数を発生させて、0.5以上であれば表が出たとしてカウントします。0.5より小さければ裏が出たものとして、処理をループ本体の最後(つまり9行目)まで飛ばします。
実行結果は次のようになります。
C:\jprogram>java Sample18 HEADS : 48 C:\jprogram>java Sample18 HEADS : 54 C:\jprogram>java Sample18 HEADS : 46 C:\jprogram>java Sample18 HEADS : 54
最終更新時間:2009年04月25日 21時48分09秒